当院が目指すもの|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|目黒区・池尻大橋駅

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医療コラム

当院が目指すもの|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|目黒区・池尻大橋駅

当院が目指すもの

クリニックひいらぎ皮膚科形成外科の藤木政英です。

開院して8カ月経過しましたが、日々多くの方に当院を選んでいただいていることに改めて感謝申し上げます。現在までに北は青森県、南は鹿児島県から当院にお越しいただいており(北海道や沖縄県の方もお待ちしております)、日本では皮膚外科・形成外科の日帰り手術を専門的に行う医療機関が不足している現状を実感しています。

医療機器や技術の進歩は目覚ましく、かつては数日~1週間程度の入院を要した手術も日帰りで安全かつ低侵襲に行うことができる時代になっています日帰り手術は、海外ではDay Surgery(Ambulatory Surgery, Outpatient Surgery)と呼ばれ、適用範囲がどんどん広がっています。日帰り手術は、支払う医療費が少なくなるだけではなく、通院回数が減る、身体的・精神的な負担が軽くなる、早期に社会復帰できる、手術日を自分で決めることができるなどメリットが多い治療法ですが、日本では広く定着しているとは言えません。人口当たりの病床数が多い日本では、空きベッドを好まない病院側の経営事情なども相まって日帰り手術を行う病院側のメリットが少ないことが原因の1つだと考えられます。つまり、患者さんに入院してもらう方が病院の収入が多くなるため、経営上は日帰り手術を行わない方がいいのです。

しかし、以下のグラフをご覧ください。

日本の人口構成と医療費の推移です。
65歳以下の労働人口は割合、数ともに減少し続けているにも関わらず、医療費は増大し続けています。医療費を削減する政策としてジェネリック医薬品の推奨や病床数の削減などが行われておりますが、現在の国民皆保険制度を今後も維持できるはずがなく、どこかで大きな変革が求められることは間違いありません。また、手術を行う急性期病院の統廃合が進むことも予測されています。

そのため、不要な入院と医療費を減少させることができる日帰り手術は今後の日本で重要な治療選択肢になると考えられるため、当院は積極的に取り組んでおり、正確な情報発信に力を入れています。そして、日本中どこでも安全で質の高い日帰り手術を受けることができる医療体制が構築されることを目指しています

藤木政英

監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長

皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。

皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。

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