クリニックひいらぎ皮膚科形成外科を開院した藤木政英と申します。
社会における医療の役割を突き詰めると「病気になったとしても、その方の人生がより良いものになるように支えること」であると思います。特に、皮膚や形態・機能の問題は大きくQOL(生活の質)を落とし、社会生活に影響を与えるため、皮膚科学や形成外科学は「個人を社会に適応させる医療」であるとされています。湿疹や蕁麻疹、眼瞼下垂などの日常的な病気でも生活に与える影響は大きく、私たちは医療を通して人生をサポートしたいと思います。
当院は、赤ちゃんからご年配の方まで、皮膚科・形成外科に関する幅広い診療を行っていますが、特に日帰り手術とレーザー治療に力を入れています。医療の発達により、これまでは入院が必要だった治療も低侵襲かつ日帰りで行えるようになっています。日帰り手術は、海外ではDay Surgeryとも呼ばれ、患者さんの身体の負担が少なく、医療費も低く済むことから広く行われています。出血、腫れ、痛みを最小限にし、低侵襲かつ質の高い手術を提供することで、患者さんの早期の社会復帰を手助けしたいと思います。