瘢痕形成術では真皮縫合の前に勝負は決まっている
- 2025年10月22日
- 形成外科
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科の藤木政英です。
リストカット跡の修正手術です。 形成外科医にとっては常識ですが、前腕のように真皮の張力が大きくなる部位では、真皮に張力がかからないように浅筋膜(ときに深筋膜も)を縫合します(③→④)。
④の画像は真皮縫合を行う前ですが、すでに創縁が寄っている(真皮にかかる張力が小さい)ことがわかると思います。この状態にした後は丁寧に真皮縫合、皮膚縫合をするだけなので、実は真皮縫合の前に勝負は決まっています(逆に言うと、この状態になっていないと真皮縫合をどれだけ丁寧に行っても結果はイマイチです)。
監修 クリニックひいらぎ皮膚科形成外科
当院は、皮膚・体表の病気に対する「日帰り手術」「レーザー治療」を専門的に行うクリニックです。
一般的な大学病院の3~4倍にあたる年間3000件以上の日帰り手術を行っており、皮膚腫瘍・皮下腫瘍などの小さな手術からリンパ浮腫などこれまで大学病院でしか行われていなかった高難度の手術まで行っています。
多くの方の期待に応えることができるように日々真剣に医療を提供しています。
病気やケガ、その後遺症、加齢性変化に悩む方に、医学的根拠に基づき、誠実に医療を提供するクリニックでありたいと思います。