リストカット跡は手術とフラクショナルレーザーのどちらで治療すればいいのか?|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|池尻大橋・渋谷・三軒茶屋

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医療コラム

リストカット跡は手術とフラクショナルレーザーのどちらで治療すればいいのか?|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|池尻大橋・渋谷・三軒茶屋

リストカット跡は手術とフラクショナルレーザーのどちらで治療すればいいのか?

リストカット跡にはさまざまな状態があり、個人差が大きいため、画一的な治療法というのはありません。そのため、キズ跡の太さ、範囲、部位、皮膚の伸展性などによってお勧めする治療法が変わります

手術適用があり手術を希望される方は手術、それ以外の方はフラクショナルレーザーを選択することが原則です。しかし、実際にはほとんどの場合、相談をしながら治療方針を決定します。

●フラクショナルレーザーを勧める(手術を勧めにくい)リストカット跡

・リストカット跡が細いもの:フラクショナルレーザーの効果が期待できる

・長いリストカット跡が多いもの:手術のデザインに自由度が少なくなるため手術の難易度が高くなる

・広範囲にリストカット跡があるもの:全切除が不可能であり手術をしても部分的にリストカット跡が残る

●手術を勧めるリストカット跡

13か所程度のもの(リストカット跡の太さは問わない):太いリストカット跡を細くすることはできることが多い

・上腕のもの:上腕は前腕より皮膚の伸展性がいいためリストカット跡を切除しやすい

・小範囲のもの:全切除できることが多い

藤木政英

監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長

皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。

皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。

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