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なぜ扁平母斑は再発するのか?

なぜ扁平母斑は再発するのか?

扁平母斑は、表皮の基底層というところにあるメラノサイトのメラニン産生が亢進し、表皮のメラニンが増加しています。レーザーを照射すると表皮のメラニンを破壊しますので、いったんは色調を薄くできることがあります。しかし、その後に再び表皮のメラニンが増えてくることがあります(つまり、再発してきます)。その理由の一つとして、「毛包に存在するメラノサイト」が関係している可能性が指摘されています。

過去の論文で、レーザーを照射したとしても真皮内に存在する毛包周囲にあるメラノサイトは破壊を免れ、時間とともに毛包周囲に存在するメラノサイトが表皮へ遊走し、再度メラニンを産生すると報告されています。なお、この再発機序は動物実験などから提唱されたものであり、扁平母斑における再発の仕組みが完全に解明されているわけではありません。ただし、実際に、扁平母斑は毛穴に一致して点状に再発することがしばしばあります。

そのため、扁平母斑は「一度消えた=治った」とは限りません。ここが扁平母斑の治療の難しいところです。

ちなみに、レーザーの波長によって再発率が異なるという報告はあるものの、当院の印象としてはレーザーの波長やパルス幅の違いによって再発率に大きな差はありません。

監修 クリニックひいらぎ皮膚科形成外科

当院は、皮膚・体表の病気に対する「日帰り手術」「レーザー治療」を専門的に行うクリニックです。 一般的な大学病院の3~4倍にあたる年間3000件以上の日帰り手術を行っており、皮膚腫瘍・皮下腫瘍などの小さな手術からリンパ浮腫などこれまで大学病院でしか行われていなかった高難度の手術まで行っています。
多くの方の期待に応えることができるように日々真剣に医療を提供しています。 病気やケガ、その後遺症、加齢性変化に悩む方に、医学的根拠に基づき、誠実に医療を提供するクリニックでありたいと思います。

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