20代から始める日光性色素斑(シミ)の治療
- 2023年9月13日
- レーザー治療
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科の藤木政英です。
日光性色素斑はシミの中で最も多く、40代の方は60%以上、80代の方はほぼ全員に発症するとされています。発症には紫外線が関与していますので、日焼けする機会が多かった方は20代でも発症します。日光性色素斑は表皮にメラニンが沈着する疾患であるため、レーザー治療が良い適応になります。
レーザー治療の合併症の1つに炎症後色素沈着(炎症によってメラノサイトが活性化することで生じる色素斑)がありますが、炎症後色素沈着は皮膚のターンオーバーによって軽快するため、20代の方は炎症後色素沈着が改善するまでの期間も短くなります。治療は数秒で終わりますので、お悩みの方はお気軽に受診して下さい(当院のYouTubeに治療の動画を掲載していますのでぜひご覧ください)。
監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長
皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。
皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。