子供の局所麻酔の手術は何歳からできる?
- 2023年11月7日
- 日帰り手術
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科の藤木政英です。
皮膚腫瘍など、子供達に何かしらの手術やレーザー治療が必要なとき、入院や全身麻酔ではなく、日帰りの局所麻酔で行いたいと思うのは当然だと思います。「何歳から局所麻酔で手術ができますか?」と聞かれることがありますが、私は「女の子は6歳か7歳のことが多いです。男の子は性格次第です。」と答えています。
子供達にも治療の必要性をきちんと説明しますので、6歳でもグッとがんばって耐えてくれる子もいますが、不思議と男の子は何歳になっても大暴れすることがあります。なぜ治療するかを何度も説明すれば、男の子も大人しくしてくれることが多いのですが・・・・、最後はどうしても性格次第のようです。
子供達にも治療の必要性を話しますので、日帰りの局所麻酔で手術やレーザー治療を希望されるときはお気軽にご相談下さい(ただし、先天性眼瞼下垂は視機能への影響や繊細な部分を扱うことも考慮しないといけないため、年齢のみで治療時期を決めることができず、全身麻酔を勧めることがあります)。
監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長
皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。
皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。