どのようなニキビ跡はサブシジョン単独で治療できるのか?
- 2026年2月19日
- 日帰り手術
ニキビ跡には、サブシジョン単独で治療することをお勧めするものと他の治療法の併用をお勧めするものがあり、この違いは治療方針を決める上で重要です。
「ニキビ跡にエッジ(角:かど)がないもの」はサブシジョン単独で治療効果が期待できます。つまり、下の図のようにニキビ跡の辺縁にエッジがなく、波打っているようなものはサブシジョン単独の治療で十分です。


しかし、下の画像のようにニキビ跡の辺縁がエッジを持って落ち込んでいるものはサブシジョン単独の治療では不十分なことがあります。

このようなエッジが目立つニキビ跡にサブシジョン単独で治療を行った場合でも、確かにニキビ跡は浅くなります(治療効果が得られないわけではありません)が、エッジは残ります。そのため、こうしたエッジが目立つニキビ跡に対しては、炭酸ガスレーザーを併用してエッジを削ることも選択肢になります。しかし、炭酸ガスレーザーは長いダウンタイムと一定のリスクが伴いますので、炭酸ガスレーザーの治療範囲は最小限に留めることが重要です。そのため、ニキビ跡が「浅くなるだけで十分」と考えるか「エッジまで改善させたい」と考えるかで治療方針が変わります。
当院では治療ゴールや許容できるダウンタイムを確認しながら治療方針を相談しています。ただし、治療方針をお悩みでしたらまずはダウンタイムが短く、リスクも低いサブシジョンのみをお受けになることをお勧めします。

監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長
皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。
皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。