当院の腋臭症(わきが)・腋窩多汗症手術の特徴
- 2026年2月15日
- 日帰り手術
当院の腋臭症(わきが)・腋窩多汗症手術の特徴は「小さなキズ跡にこだわっている」ことです。
わきの皮膚を1カ所、1~1.5cmほど切開し、皮膚の下のアポクリン汗腺を取り除きます。多くの医療機関では5cm以上の皮膚切開を行いますが、当院は1~1.5cmの皮膚切開で行っています(詳しくは下の動画をご覧ください)。
皮膚を大きく切開しても小さく切開しても治療効果は全く変わりません。さらに小さな切開で手術を行うことにより目立つキズ跡や皮膚壊死などの合併症が起こるリスクは最小限になります。つまり、小さな切開で手術を行うデメリットは何もありません(メリットしかない手術法ですが、今のところ一般化されていません)。
手術時間は片側あたり45分程度です。手術は片側ずつお受けになることもできますが、原則として両方同時にお受けになることをお勧めしております。 

合併症
・感染、出血、創離開、肥厚性瘢痕、ケロイド、局所麻酔のアレルギー、腋毛(わき毛)が薄くなる
・においの残存・再発:完全ににおいがなくなるわけではありません(7~8割のにおいが減少し、2~3割程度が残るというイメージです)
手術前後の流れ
1
手術前日
手術を受ける側の腋毛(わきげ)を剃ってください。
2
手術当日
- 着脱しやすい、ゆったりとした服装でご来院ください。腕を上げなくても着ることができる服が望ましいです。
- シャワーを浴びてから来院する方が手術後の安静を保ちやすくなります。
3
手術後
- 弾性包帯を使って圧迫し、肩から腕が動きにくくなるようにします(手術をした部位の安静のため)。
- 仕事や学校など、普段通りの生活をしていただいて構いませんが手術後1週間は車を運転や重いものを持たないようにしてください。
4
手術1~2日後
ドレーン(血抜きの管)を抜くためにご来院ください。手術後2日目の夜に弾性包帯による圧迫を解除します。
5
手術1週間後
うでの安静の制限はなくなります。車の運転も普段通りしてください。
6
手術2週間後
抜糸をするためにご来院ください。入浴、スポーツともに制限はなくなります。
手術後の圧迫について
手術翌々日までガーゼと包帯を用いてこのように圧迫します。


監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長
皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。
皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。