いちご状血管腫(乳児血管腫)は早めに診察させてください
- 2025年12月2日
- レーザー治療

いちご状血管腫(乳児血管腫)は生後すぐ~1週間頃に生じることが多く、1歳頃まで急速に増大することもあります。レーザー治療はこの増大を抑制することができる(可能性が高い)ため、まずは早めに形成外科専門医を受診してください。
もちろん全てのいちご状血管腫にレーザーを照射するわけではありません(経過観察や内服薬が選択されることもあります)が、レーザーを照射するなら早めの方が好ましいです。当院は、こどものあざは早くても首がすわってから治療を開始しますが、いちご状血管腫はくびがすわる前(初診時)から治療を開始しています。

監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長
皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。
皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。