男性の方も眉毛下皮膚切除術は良い適応です
- 2023年11月10日
- 眼瞼下垂
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科の藤木政英です。
皮膚性眼瞼下垂は主にこの眉毛下皮膚切除術(眉下リフトと呼ばれることもあります)が適応となります。眉毛下皮膚切除術は瞼の厚い部分の皮膚を切除するため、印象が変わりにくく、皮膚を切除できる大きさにも制限がありません。しかし、唯一と言っていい欠点は眉毛の下にキズ痕(手術瘢痕)ができることです。
そのため、一般的に眉毛の化粧をする女性の方に向いていると言われますが、男性の方にも良い適応となることが多いです。男性は眉毛が長いことが多く、当院はあえてごくわずかに眉毛に切り込むようにデザインしますので、眉毛の下のキズ痕もほとんど目立ちません。
眼瞼下垂の治療をしたいけど、目の印象は変えたくないという希望にも柔軟に対応いたしますので、眼瞼下垂でお悩みの方はぜひご来院ください。
保険適用の目安
・おでこの筋肉(前頭筋)を使わずに目を開いたとき、上まぶたが黒目(瞳孔)にかぶさっている方
・視野が狭い、目が重い、頭痛がするなどの自覚症状がある方
眉毛下皮膚切除術について
【リスク・合併症】
腫れ、痛み、皮下出血、瘢痕、感染、左右差、閉瞼不全、など
【費用(片側)】
約18000円 (3割負担)
約6000円(1割負担)
監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長
皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。
皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。