紫外線と老化
- 2023年6月23日
- その他
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科の藤木政英です。
New England Journal of Medicineという医学雑誌に掲載された有名な写真です。
28年間トラック運転手をしていたため、左に強く紫外線を浴びていた60代の方です。紫外線を浴びた側のみ老化が進んでいることがわかります。皮膚のたるみだけではなく、毛穴や質感の変化もあることがわかると思います。
皮膚疾患に対して紫外線を用いた治療を行うこともありますが、そのような状況でない限り、皮膚にとっては紫外線を浴びても何も良いことはありません。この時期は特に日焼け止め、帽子やサングラスなどによる遮光をするようにして下さい。
監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長
皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。
皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。