多発しやすい脂肪腫:血管脂肪腫について
- 2025年1月22日
- 日帰り手術
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科の藤木政英です。
血管脂肪腫とは、手足や体幹に多発する脂肪腫です。大きさは1cm程度までのことが多いですが、2~3cm程度になることもあります。脂肪腫は痛みを伴うことはほとんどありませんが、血管脂肪腫は痛みを伴うことがあるのが特徴です。
脂肪腫と同様に手術が必要ですが、血管脂肪腫は周囲組織との結合が少ないことが多く、脂肪腫より容易に摘出できます。「血管」という名前が付いていますが、脂肪腫と比較して出血しやすいということはありません。
当院では、複数の血管脂肪腫の同時切除を行っています。大きさや部位によって同時に切除できる個数は異なりますので、まずはお気軽に診察にお越しください。
監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長
皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。
皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。