フラクショナルレーザー|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|目黒区・池尻大橋駅

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フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザー|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|目黒区・池尻大橋駅

フラクショナルレーザーとは

フラクショナルレーザーは、皮膚表面にごく小さな点状の穴を多数あけ、皮膚の再構築を起こすことで治療効果が現れるレーザーです。当院はルートロニック社のeCO2 Evolution(エコツーエボリューション)を用いており、レーザー照射径、出力、照射密度などを最適化しながら治療を行います。フラクショナルレーザーにはablative(蒸散型)non ablative(非蒸散型)がありますが、eCO2 Evolutionablative(蒸散型)に当たります。

施術前に麻酔クリームを塗布しますので、痛みはそれほどありません。1か月ごとに510回ほど行うことをお勧めします。

効果

1 皮膚の質感改善(引き締め効果、ハリの改善)

メスを使わずに改善をしたい方に良い適応です。

2 キズ跡・リストカット跡

3 ニキビ跡

瘢痕形成が軽度のボックスカー型に有効であり、炭酸ガスレーザーやサブシジョンなどの大きな処置をしなくても改善が期待できる方にお勧めしています。また、炭酸ガスレーザーやサブシジョンなどによる治療後の皮膚の質感維持にも有効です。

4 毛穴

特に30代以降のたるみを伴う毛穴の改善に有効です。

5 こじわ 

特に目元や頬などのこじわに有効です。

 

ダーマペンやピコフラクショナルで効果を実感できなかった方にもお勧めです。洗顔やメイクは翌日から行うことができます。

合併症

赤み、かゆみ、ピリピリ感、乾燥、かさぶた、色素沈着、熱感、内出血、皮むけ

フラクショナルレーザーとダーマペン4の違い

ダーマペンもフラクショナルレーザー(ablative)も皮膚の表面にあえてキズを作り、適切な創傷治癒を起こすことで皮膚の再構築を行う治療法です。一般的には、皮膚の再構築の際にコラーゲンが生成されることでrejuvenation効果が得られるとされていますが、実は詳細な機序はわかっていません。このキズを作る操作を極細の針で行うのがダーマペン、レーザー照射で行うのがフラクショナルレーザーであり、基本的に同じ原理に基づく治療法です。

ダーマペンは0.23.0mmまでの深さで針を刺すことが調整できることに対し、当院で用いているフラクショナルレーザー(eCO2 Evolution)では皮膚を障害する深さ、密度、大きさを変更することができます。そのため、フラクショナルレーザーの方が高い治療効果が期待できます(厳密には設定を微調整することにより治療効果とダウンタイムなどのバランスを調整しやすいのがフラクショナルレーザーです)

しかし、フラクショナルレーザーは良いことだけではありません。表面麻酔を行いますが、治療効果が高い代わりに、施術中の痛みはダーマペンよりやや強くなります(痛みが強いときは針の深さや照射の出力を変更することができますので、我慢できないときはお申し出ください)

また、ダーマペンのダウンタイムが35日ほどであることに比べ、フラクショナルレーザーは57日とやや長くなります。また、炎症後色素沈着が生じるリスクはフラクショナルレーザーの方がやや高くなります。

まとめると、ダーマペンもフラクショナルレーザーも治療効果を発揮する機序は基本的に同じですが、フラクショナルレーザーは皮膚を障害する深さ、範囲、密度を微調整することができるので、フラクショナルレーザーの方が高い治療効果を期待できます。しかし、その代わりに施術中の痛み、ダウンタイム、炎症後色素沈着のリスクはフラクショナルレーザーの方が高くなります。

ダーマペン4

フラクショナルレーザー(ablative)

皮膚の障害方法

レーザー照射

麻酔方法

表面麻酔

表面麻酔

治療効果

中程度

高い

ダウンタイム

3~5

5~7

炎症後色素沈着

リスク低い

(可能性はごく低い)

リスクあり

(可能性は低い)

痛み

軽度

(調整可)

中程度

(調整可)

治療頻度

1カ月に1

1カ月に1

(炎症後色素沈着があるときは避ける)

治療費

項目 回数 費用
全顔 1回 22,000円
5回 88,000円

項目 回数 費用
鼻+両頬 or 両こめかみ+両頬 1回 16,500円
5回 66,000円

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