毛細血管拡張症
毛細血管拡張症
毛細血管拡張症とは、皮膚の表面に拡張した毛細血管が見える状態をいいます。全身のどこにでも生じますが、頬や鼻周囲にできやすく、自然に軽快することはありません。原因として、軽微な外傷、寒暖差、アルコールや香辛料などの過剰摂取、加齢、妊娠などが知られており、単純型、樹枝状型、クモ状型に分類されます。
ニキビの炎症、運動、飲酒、緊張などで一時的に血管が拡張したり、顔が赤くなるのは毛細血管拡張症ではありません。
毛細血管拡張症の治療はVbeam IIというレーザーを用います。毛細血管拡張症に対するレーザー治療の効果は高く、多くの方は2~3回の治療で改善が期待できます。レーザー治療は保険適用ですが、治療間隔は3カ月に1度になります。
※治療費用の他に、診察料などがかかかります。
※3歳未満の治療は乳幼児加算(2200点)の費用が追加になります。
※自治体の医療費助成が適用されます(例:東京23区:15歳まで自己負担なし)。
医療費助成の対象年齢や助成費は自治体によって異なりますので、詳しくはお住いの市区町村にご確認ください。
項目 | 費用 |
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10cm²まで | 8,100円(3割負担) 2,700円(1割負担) |
10~20cm² | 9,600円(3割負担) 3,200円(1割負担) |
20~30cm² | 11,100円(3割負担) 3,700円(1割負担) |
30~40cm² | 12,600円(3割負担) 4,200円(1割負担) |
40~50cm² | 14,100円(3割負担) 4,700円(1割負担) |