ルビーフラクショナル|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|池尻大橋・渋谷・三軒茶屋

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ルビーフラクショナル

ルビーフラクショナル|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|池尻大橋・渋谷・三軒茶屋

ルビーフラクショナルとは

シミなどに対するQスイッチレーザーを用いた従来の治療は、シミ全体に面状に照射をすることでメラニン色素を破壊するものでした。しかし、かさぶたなどのダウンタイムが生じることや炎症後色素沈着のリスクが高いこと(日本人は半数以上の方に生じる)12週間ほど軟膏処置・創傷被覆材などのアフターケアを要することが欠点でした。

ルビーフラクショナル(ルビフラ)とは、694nmの波長のルビーレーザーを細かく点状(フラクショナル状)に照射することで、アフターケアが不要、かつ色素沈着などのリスクを最小限にした治療法です。具体的には0.5mmのごく小さなスポットを9×9mmの照射野に40%の密度で66ドットを照射します。

そのため、日光性色素斑や雀卵斑(そばかす)、ADMなどを最小限のダウンタイムで治療することができ、照射部位を含めて翌日からメイクができます。メラニンを選択的に破壊するため、顔全体のトーンアップにも有効です。麻酔なしでもお受けになることはできますが、多少の痛みと照射後のひりつきが生じるため表面麻酔を行います。

ただし、照射範囲が点状となるため1回で得られる効果はスポット照射より低くなるため、複数回(35回程度)の照射が必要です。

ルビーフラクショナルを行うレーザー

当院では、イタリアのQuanta社製の最新型ピコレーザーである「Discovery PICO PLUS(ディスカバリーピコプラス)」を採用しています(国内承認機)。ディスカバリーピコプラスは、532nm、694nm、1064nmという3波長を有し、532nm1064nm2波長はピコ秒(ピコレーザー)とナノ秒(Qスイッチレーザー)で発振することができ、532nm694nm1064nm3波長はナノ秒で発振することができます。つまり、最新のピコレーザーに加え、従来のQスイッチレーザーの機能を備えた次世代型のレーザーです。

3波長を組み合わせることによって、従来のレーザーでは治療が難しかった薄いシミや多彩な色のタトゥーなども治療できるようになりました。また、他のピコレーザーと比較し、均一な照射を行うことが可能であり、高い治療効果と合併症のリスクを軽減することができます。

起こりうる合併症

ルビーフラクショナルは安全性が高い治療法ですが、以下のような合併症が起こるリスクがあります。

・痛み:照射中は軽い痛みがあります。照射後も軽くほてった感じがあります。

・赤み:照射部位に軽い赤みが出ますが、ほとんどの場合、数時間~数日で軽快します。軽度のものを含めるとほぼ全員に起こります。

・腫れ:照射部位とその周辺が軽く腫れますが、ほとんどの場合、数時間~数日で軽快します。軽度のものを含めるとほぼ全員に起こります。

・炎症後色素沈着:照射後は、炎症により一時的に色素沈着を起こすことがあります(スポット照射よりリスクはかなり低いです)。色素沈着が生じた場合、個人差はありますが6ヶ月~1年ほどで軽快します。

・かさぶた、水疱形成:ごくまれですが、かさぶたや水疱ができたときは軟膏の塗布が必要になります。

・毛嚢炎:まれですがかゆみを伴う赤み、ふくらみが出ることがあります。通常は1週間程度で軽快します。

ダウンタイムについて

軽い赤みと腫れが数時間~数日続くことがあります。まれですが炎症後色素沈着、かさぶた、水疱形成、毛嚢炎が起こることがあります。

IPLとルビーフラクショナルの違い

IPLとルビーフラクショナルのどちらがいいの?」との質問をいただきますが、IPLとルビーフラクショナル違いを理解することで治療法を選択しやすくなります。

わかりやすさを優先して表現すると、IPL4001200nmという広い波長を有する光治療であり、主にメラニンや毛細血管を破壊する治療です。通常ダウンタイムや合併症はほとんどなく、シミ・くすみ・赤みのいずれもマイルドに治療していくイメージです。

その一方で、ルビーフラクショナルは694nmというメラニンに吸収されやすい波長のレーザーを点状(フラクショナル状)に照射するものです。694nmという波長はヘモグロビンにはほとんど吸収されないため、メラニンを選択的に破壊します。ダウンタイムは短いですが、赤みや腫れが数時間~2日間ほど続きます。可能性は低いものの炎症後色素沈着や毛嚢炎などが起こる可能性があります。

つまり、IPLは「マイルドに皮膚をきれいにしていく」、ルビーフラクショナルは「シミやくすみを最小限のダウンタイムで治療する」イメージがわかりやすいと思います。ともに皮膚のrejuvenation効果も期待できますが、マイクロクラスト(小さなかさぶた)が起こるリスクはあります(1週間ほどで剥がれます)。また、ともに1度の治療で十分な効果を実感できることは少なく、IPL5回前後、ルビーフラクショナルは35回程度お受けになることを推奨しています。

こうしたことを背景として「IPLではシミやくすみの改善に満足できなかったのでルビーフラクショナルを受けてみたい」、「まずはルビーフラクショナルでメラニンを除去し、全体的にIPLできれいにしていきたい」という治療方針は(肝斑がない場合は)妥当であると考えられます。

IPL

ルビーフラクショナル

波長

400~1200nm

694nm

治療対象

主にメラニン・毛細血管

Rejuvenation

主にメラニン

Rejuvenation

治療効果

マイルド

メラニンに高い効果

推奨回数

5回程度

3~5

ダウンタイム

ほとんどなし

マイクロクラストができることあり

数時間~2(赤み・腫れ)

マイクロクラストができることあり

麻酔

不要

痛みに弱い方は必要

合併症

ほとんどなし

まれにあり(炎症後色素沈着・毛嚢炎など)

治療後の制限

洗顔・メイク

シャワー

洗顔は当日、メイクは翌日から可
入浴

入浴

当日から可
運動

運動

翌日から可
飲酒

飲酒

翌日から可

費用

全顔

1回

22,000円

3回

55,000円

 

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