
ディスカバリーピコプラス
ディスカバリーピコプラス
※2025年9月から運用開始予定
当院では、イタリアのQuanta社製の最新型ピコレーザーである「Discovery PICO PLUS(ディスカバリーピコプラス)」を採用しています(国内承認機)。ディスカバリーピコプラスは、532nm、694nm、1064nmという3波長を有し、532nmと1064nmの2波長はピコ秒(ピコレーザー)とナノ秒(Qスイッチレーザー)で発振することができ、532nm、694nm、1064nmの3波長はナノ秒で発振することができます。つまり、最新のピコレーザーに加え、従来のQスイッチレーザーの機能を備えた次世代型のレーザーです。
3波長を組み合わせることによって、従来のレーザーでは治療が難しかった薄いシミや多彩な色のタトゥーなども治療できるようになりました。また、他のピコレーザーと比較し、均一な照射を行うことが可能であり、高い治療効果と合併症のリスクを軽減することができます。
主に「ピコスポット」「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」「ルビーフラクショナル」の4つのモードを使用できます。
日光性色素斑や雀卵斑(そばかす)、ADM、刺青(タトゥー)、アートメイクなど、ターゲットとなる病変をピンポイントで照射し、メラニン色素などを衝撃波で粉砕して治療します。従来のQスイッチと比較して、熱による周囲組織への影響が小さく、かさぶたや炎症後色素沈着が起こりにくいことが特徴です。また、薄いシミにもより効果が期待できます。
合併症:腫れ、内出血、炎症後色素沈着、かさぶた、水疱形成、瘢痕、色素脱失、肝斑の悪化など
1064nmのピコ秒レーザーを顔全体に照射し、メラニンを少しずつ破壊することでくすみや肝斑を改善させる治療法です。施術中は軽い痛みがありますが、麻酔薬などは必要なくお受けになることができる程度です。施術後に軽い赤みやほてりが出現することがありますが、数時間で落ち着くことがほとんどでありダウンタイムはほとんどありません。。洗顔や入浴は治療当日から可能です。
合併症:腫れ、内出血、炎症後色素沈着、かさぶた、水疱形成、瘢痕、色素脱失など
フラクショナルレーザーには「皮膚を削る蒸散型(ablative)」と「皮膚を削らない非蒸散型(non-ablative)」があり、ディスカバリーピコプラスは蒸散型、非蒸散型のどちらの治療も行うことができます。しかし、当院には蒸散型のフラクショナルレーザーの最上位機種であるeCO2 Evolutionがあるため、ここでは非蒸散型について解説します。
非蒸散型の照射方法では、細かく点状(フラクショナル状)にレーザーを照射することで、皮膚表面にキズをつけることなく真皮内に小さな空洞を作ります。あえてキズを作ることで、創傷治癒を利用してコラーゲンの増生を促し、ニキビ跡、こじわ、毛穴、皮膚の質感改善やタイトニングなどに治療効果を発揮します。
照射中の痛みは軽度であるため、麻酔は不要です。
合併症:腫れ、内出血、炎症後色素沈着、かさぶた、水疱形成、瘢痕、色素脱失、肝斑の悪化など
シミなどに対するQスイッチレーザーを用いた従来の治療は、シミ全体に面状に照射をすることでメラニン色素を破壊するものでした。しかし、かさぶたなどのダウンタイムが生じることや炎症後色素沈着のリスクが高いこと(日本人は半数以上の方に生じる)、1~2週間ほど軟膏処置・創傷被覆材などのアフターケアを要することが欠点でした。
ルビーフラクショナルとは、694nmの波長のルビーレーザーを細かく点状(フラクショナル状)に照射することで、麻酔やアフターケアが不要、かつ色素沈着などのリスクを最小限にした治療法です。そのため、日光性色素斑や雀卵斑(そばかす)、ADMなどを最小限のダウンタイムで治療することができ、照射部位を含めて翌日からメイクができます。
ただし、照射範囲が点状となるため1回で得られる効果はスポット照射より低くなるため、複数回(3~5回程度)の照射が必要です。
1個 | 11,000円 |
5個以内 | 33,000円 |
全顔 | 55,000円 |
胸・腹 | 110,000円 |
背中 | 110,000円 |
全顔 | 1回 | 11,000円 |
5回 | 44,000円 |
全顔 | 1回 | 22,000円 |
5回 | 88,000円 |
全顔 | 1回 | 33,000円 |
3回 | 88,000円 |
全顔 | 1回 | 27,500円 |
5回 | 110,000円 |
全顔 | 1回 | 66,000円 |