意外に多い20~30代の眼瞼下垂|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|目黒区・池尻大橋駅

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医療コラム

意外に多い20~30代の眼瞼下垂|クリニックひいらぎ皮膚科形成外科|目黒区・池尻大橋駅

意外に多い20~30代の眼瞼下垂

クリニックひいらぎ皮膚科形成外科の藤木政英です。

「眼瞼下垂」と聞くと、加齢に伴う疾患と思う方がいるかもしれません。私も大学病院で勤務していたときは、先天性眼瞼下垂を除くと50代以上の方を治療することが多かったです。しかし、週に1度、眼瞼下垂専門クリニックで勤務していた頃に、若い方がたくさん来院することに驚いたことを覚えています。おそらく来院する方の3人に1人は20~30代でした。
こちらの方は、「目が開きにくい」「まぶたが重い」という主訴で来院されました。手術前の写真を見ると眉毛の位置がやや上がっています。これは眼瞼下垂に特徴的な症状で、まぶたが開きにくいためおでこの筋肉(前頭筋)を使うことで目を開いています。このように前頭筋を使っている方は一見余剰皮膚が少なく見えますが、前頭筋が動かないように診察すると余剰皮膚(および、眼窩脂肪による開瞼抵抗)がありました。
20~30代の方は、社会生活上、あまり大きな印象の変化を求めないことが多いです。この方は、重瞼幅は日本人の平均程度にとどめ、重瞼が深くなる、かつ眼窩脂肪による開瞼抵抗が小さくなるように手術を行いました。術後に開瞼幅が大きくなり、眉毛の位置が下がっていることがわかると思います。全体的な印象は大きくは変わっていないのではないでしょうか。
医療機関を受診しても20~30代で眼瞼下垂なんて起こらないと説明されることがあるようですが、実は悩んでいる方はたくさんいます。お悩みの方はぜひ当院にご来院ください。

 

挙筋前転術について
【リスク・合併症】
腫れ、痛み、皮下出血、感染、左右差、閉瞼不全

【費用(片側)】
約22000円 (3割負担)

約7200円(1割負担)

藤木政英

監修 藤木政英(医学博士)
クリニックひいらぎ皮膚科形成外科 院長

皮膚科学と形成外科学の両面から最善の治療を提供しています。
これまで大学病院、虎の門病院、国立がん研究センターなど、第一線の病院で勤務してきた経験から、医学的根拠に基づく誠実な医療を行うことを心がけています。特に形成外科・皮膚外科の日帰り手術、レーザー治療に力を入れており、短時間で終える治療は初診時に行うことができる体制を整えています(詳しくはホームページをご覧下さい)。

皮膚や形態、機能の病気で悩む方に、「より良い人生を送るための医療」を提供するためにクリニックひいらぎを開院しました。

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